保険適用対象

保険適用対象とならないプラセンタ注射

元々、保険が適用されるのは、その薬品が病気を治すために用いられる場合に限られていますから、プラセンタ注射を美容や健康などの目的に使用した場合には、医療行為とはみなされないので保険は適用されません。
プラセンタ注射が美容や肩凝り・腰痛などの症状緩和に高い効果があることはよく知られていますが、これらの目的で使用された場合には、保険は適用されないのです。
こうした背景があることから、病気の治療以外には、保険が適用になるプラセンタ注射とは異なるプラセンタが使われています。

保険が適用になるプラセンタ注射には「ヒト由来プラセンタ」のエキスが、保険が適用されないプラセンタ注射には「豚や馬など(人間以外の哺乳類)のプラセンタ」のエキスが使われているのです。
豚や馬などのプラセンタがヒト由来のプラセンタより劣っている、というわけではありません。
手に入れ易いこと、ヤコブ病の懸念がないこと、そして安く製造・販売することができるということが要因と思われます。

保険が適用にならないプラセンタ注射の費用は、クリニックによってまちまちです。
平均的な費用は2,000円から高いクリニックでは6,000円以上もするケースもあります。
これは、プラセンタ注射の価格はクリニック側で自由に設定することができるからなのです。
プラセンタ注射の価格を、クリニックを選ぶ際の一つの選択肢とするのが良いかもしれません。

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